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製造業でYouTubeを活用すべき5つの理由と成功事例4選

ユーザーが7000万人を越えるYouTubeをビジネスに活用したいと思う方は多いのではないでしょうか。

実際に事業に活用している企業はたくさんあります。


しかし、BtoCのビジネスで活用している企業が多いため

・BtoBの製造業がYouTubeをやって効果が出るのか

・何かSNSをやりたいけど何から始めたらいいのかわからない

・実際にYouTubeで効果が出ている事例を知りたい

と感じる方が多いのではないでしょうか?


ここでは、製造業でYouTubeを活用すべき理由と実際に活用して成功している事例を紹介していきます。


ご検討のお役に立てるようまとめておりますので、是非最後までご一読ください。



1. 製造業でもYouTubeを活用すべき5つの理由

YouTubeを製造業のマーケティングで活用すべき理由を5つ紹介していきます。


①情報を伝えやすい

 1つ目の理由としては写真や文章では伝えられないような多くの情報を伝えることができるという点です。

たとえば、加工についての紹介も「〇〇のような加工ができます」と画像付きで紹介するよりも動画で紹介した方が圧倒的に伝えられる情報量が変わります。


アメリカの調査会社Forrester ResearchのJames L. McQuivey博士が2014年4月に発表した研究結果によると「1分の動画から伝わる情報量は、文字に換算すると180万語、Webページに換算すると約3,600ページ分になる」と報告しています。


商品の魅力を伝えるのに向いている媒体といえるでしょう。



②他のSNSよりも情報の密度が濃い

2つ目の理由としては、今の時代SNSの運用は企業にとって必須ですが、他のSNSよりもYouTubeで与えられる情報の密度が濃いためです。


先ほどの項目に関連する部分もありますが、他のSNSに比べて長い尺の動画を扱うことができるため与えられる情報量が多くなります。


インスタのリールやTikTokのように1分程度の動画では伝えられないことも10-15分などの尺で伝えることができるため、視聴者の理解力が変わるでしょう。


また、インスタやTikTokで仕事の情報収集がしにくいという方もいるかと思います。

その点、YouTubeではBtoBの情報収集も増えてきているので向いているといえるでしょう。



③採用の質が高くなる

採用に関してもYouTubeは効果的です。

社長や従業員にインタビュ―する動画や実際に働く現場を動画としてみせることで社員の人柄や職場の雰囲気など、テキストだけでは伝わりにくい自社の魅力を伝えることが可能です


そのため、志願者が企業で働く姿をイメージしやすく入社前後での乖離が少なくなります。


また、求職者への職場への不安を低減するとともに、企業にとっても採用活動がスムーズに進みやすくなるというメリットがあります。採用動画を使って職場の中身を見せておくと、求職者に安心感を持ってもらえるでしょう。


  

④競合が少ない

 SEOをやっている製造業の企業が少ないように、YouTubeに注力している企業もまだまだ少ないです。競合が少ないのでポジションを得やすく見られやすくなります。


今後競合が増えていくことが予想されますので早めにチャンネルの開設とYouTubeの運用を検討していくことをおすすめします。



⑤YouTubeの利用者が多い

5つ目の理由として他のSNSとの比較してユーザーが多い事が挙げられます。


多くの人が見ているSNSで攻めるのは有効です。



SNSの比較



2. 成功している事例4個

YouTubeをマーケティングに活用して成功している事例を4つ紹介していきます。


①株式会社石井精工様



チャンネル名

石井精工のゴム金型ch

URL

チャンネル登録者数

2100人

投稿本数

158本 (ともに2024年5月現在)

東京でゴム成形用の金型を設計・製造する企業。ボタンモチーフのビンズで、アロマの香りがつけられる「ALMA」の製造・販売も行う。

従業員数は16名(2021年2月時点)。売上高は不明。


YouTubeの内容としては「工場の様子」「求める人物像」「加工方法の紹介」「工具の紹介」等ありのままの会社についての発信をしています。

YouTube経由で採用に繋がったり、企業とのコラボにつながっているようです。




②株式会社タカイコーポレーション様


タカイコーポレーション

チャンネル名

タカイコーポレーション公式

URL

チャンネル登録者数

2920人

投稿本数

 26本(2024年5月現在)

企業概要:品質にこだわったオーダーメイドのネジを製造。車・家電・日用品などを作っている工場の製造装置の中に使用されており、日本の製造業を縁の下で支えている。

従業員数:85名( 2023年3月時点)

売り上げ高:35億1,600万円(2023年3月)


YouTubeでは開発技術や企業情報、活動等を紹介しています。

工場見学の動画が10万再生以上と大きく伸びており、会社の認知度が向上し求人が増えるだけでなく、会社の理解が進み入社後のギャップが減るため定着率も高くなると考えられます。

様々な視点から採用に貢献しているといえるでしょう。




③中村留精密工業株式会社様


 中村留精密工業

チャンネル名

中村留精密工業公式チャンネル

URL

チャンネル登録者数

1720人

投稿本数

94 本(2024年5月現在)

企業概要:石川県に本社を置く工作機械・光学機械のメーカー。複合加工機やCNC旋盤といった製品を世界55ヵ国に輸出している。

従業員数:631名(2023年3月31日時点)

売り上げ高:261億円(2023年3月期)


YouTubeの内容としては自社製品の情報や加工事例・社長に密着など認知の獲得や人材採用のための動画まで幅広く発信しています。

海外向けに製品紹介をしているchもありそちらは新規顧客の獲得に繋がる設計になっていそうです。

写真や文章では伝えにくい機械の動きや完成品の質感などYouTubeだからこその情報量になっています。




株式会社松浦機械製作所様


松浦機械製作所

チャンネル名

Matsuura Machinery Corporation

URL

チャンネル登録者数

2690人

投稿本数

317本(2024年5月現在)

企業概要:1935年に福井県で創設された工作機械メーカー。世界を相手に「独創的なモノづくり」で発展しています。工作機械の70%が海外へ輸出というグローバルな企業。

従業員数:404名(2023年12月末現在)

売り上げ高:177.8億円(2023年度)


YouTubeでは「工場見学」「社長メッセージ」「機械の機能紹介」「お客様の声」「従業員の声」などの動画をあげています。

動画をきっかけにした新規の成約も相次いでいます。

参考サイト:-株式会社松浦機械製作所-

動画を活用したデジタル戦略が生んだコロナ時代を生き抜くビジネススタイルhttps://www.jtua.or.jp/ict/topic/promotion/202304_01/





3. 製造業でYouTubeを活用するなら

YouTubeの始め方について説明していきます。


YouTubeの始め方

YouTubeを始める順番を下記に簡単にご紹介します。


1.コンセプトとチャンネルを運用する目的の設定

2.チャンネルの開設

3.チャンネルのカスタマイズ

4.動画投稿


の順番になります。

個別について下記で説明します。


【1.コンセプトとチャンネルを運用する目的の設定】


・どんなチャンネルにしていきたいか

・なんのためにYouTubeを運用するのか


コンセプトの設計と運用目的をしっかり決めてから次に進みましょう。



【2.チャンネルの開設】

チャンネルの開設に必要なものはGoogleアカウントです。


手順としては

https://www.youtube.com/ にアクセスし、右上のアイコンをクリックします。

②「自分のチャンネルを作成」または「チャンネルを管理」を選択します。

③Googleアカウントでログインします。

④チャンネル名とプロフィール画像を設定します。

だけになります。


Googleのアカウントさえ作ってしまえば簡単です。



【3.チャンネルのカスタマイズ】

カスタマイズできる項目は主に下記の3つです。

・チャンネルアート(バナー画像)

・チャンネル説明


カスタマイズのコツとしてはチャンネルアートやチャンネル説明で、チャンネルのコンセプトをわかりやすく伝えるように心がけましょう。



【4.動画投稿】

撮影と編集が終わり、サムネイルの準備ができたら動画をアップロードしましょう。

流れとしては下記になります。


https://studio.youtube.com/ にアクセスします。

②左側のメニューから「作成」を選択します。

③「動画をアップロード」を選択します。

④アップロードしたい動画ファイルを選択します。

⑤動画のタイトル、説明、サムネイルを設定します。

⑥公開設定などを選択して、「公開」をクリックします


以上が簡単なYouTubeの始め方になります。



コンセプト設計が重要

チャンネルの運営が上手くいくかはコンセプトの設計によります。

どんなに需要があるジャンルでもコンセプトに魅力がないと再生数が伸びず、ファンがつきません。


目的をブラさない、他チャンネルと差別化するためにもコンセプトをしっかり作り込んでから投稿するようにしましょう。


コンセプト設計に役に立つツールについては下記の記事でも解説しています。

▶「YouTubeで集客する際に必須5つのツール」についてはコチラ



また、YouTubeを使った集客のコツについては下記の記事で解説しているのでそちらも参考にしてみてください。

▶「YouTubeチャンネル運用で成功するための戦略とポイント」についてはコチラ




まとめ

今回は製造業でYouTubeを活用すべき理由と実際に活用して成功している事例を紹介していきました。


YouTubeはBtoBの製造業においても有効な新規獲得・人材獲得の手段の一つです。

他のWEB施策などと絡めて活用していくと相乗効果も見込めます。


弊社ではYouTubeの集客に関する30分の無料相談を行っております。


今回の記事で分からない点、気になる点等がありましたら是非一度お声がけください。


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